50代・60代の婚活|「この人となら」と思える結婚相手は、言葉と行動で分かる

query_builder 2026/08/03
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神奈川・横浜の中高年シニア婚活の専門、結婚相談所Allegroの福徳です。


「優しい人だけれど、結婚となると……」

60代の由美さんと、同じく60代の和夫さん。
お見合いでは話が弾み、その後も順調にデートを重ねていました。
和夫さんは、毎回お店を調べて予約してくれます。
「無事に家に着きましたか?」
デートのあとは、必ずLINEも届きます。

由美さんも、お会いしたあとは、
「今日はありがとうございました。次にお会いできるのを楽しみにしています」
と、きちんと気持ちを伝えていました。

二人とも、一緒にいると穏やかな気持ちになれました。

それでも由美さんは、結婚を考えると、少し不安になってしまいます。
「優しい方ですし、一緒にいると楽しいんです。でも、本当にこの方と結婚して大丈夫なのか、まだ分からなくて……」

和夫さんもまた、同じように考えていました。
「由美さんは感じの良い方です。ただ、結婚となると慎重になりますね」
お二人とも、お相手に不満があるわけではありません。

けれども、若い頃のように「好きだから結婚したい」と、気持ちだけで前へ進むことには不安がありました。


人生の後半の結婚だから、失敗したくない、慎重になる

Allegroで活動されているのは、主に40代・50代・60代・70代の中高年、シニア世代の皆様です。
これまでに、結婚や離婚、死別、子育て、親の介護、病気、仕事など、さまざまなことを経験されています。

若い頃の結婚は、二人で新しい家庭をつくり、子どもを育て、未来に向かって進んでいくイメージが強かったかもしれません。
けれども、人生の後半に考える結婚は、少し違います。

これから少しずつ老いていくことも、お互いに受け入れていく。
穏やかな毎日の中で、一緒に食事をしたり、季節を楽しんだり、ときどき出かけたりする。
一人で抱えてきた心細さや不安が、二人でいることで少し小さくなったらいい。
そのように考えるのは、人としてとても自然なことだと思います。

だからこそ、お相手選びに慎重になるのも当然です。
ただ、慎重になりすぎて、不安なところばかりを探していては、ご縁はなかなか前へ進みません。


何気ない一言が、心に引っかかった

3回目のデートで、二人は結婚後の暮らしについて話してみることにしました。

由美さんには、高齢のお母様がいます。
今は元気に一人で暮らしていますが、由美さんは週に一度、買い物や通院の手伝いに行っています。
「結婚しても、母のところには今までどおり顔を出したいと思っています」

由美さんがそう伝えると、和夫さんは少し考えてから言いました。
「結婚したら、僕との生活を一番に考えてもらいたいな」
強い口調ではありませんでした。

けれども由美さんは、自分が大切にしてきた母親との関係を、少し軽く扱われたように感じました。
「私の家族のことは、あまり大切に考えてもらえないのかな……」
そう思うと、先ほどまで楽しかった気持ちが、少ししぼんでしまいました。


和夫さんにも、大切にしてきたものがあった

ところが、その後の会話で、今度は和夫さんが戸惑うことになります。
和夫さんは、長年、仲間と山歩きを楽しんできました。

年齢を考えて無理な登山は控えていますが、月に一度ほど出かけることが、気分転換にも健康維持にもなっています。

その話を聞いた由美さんは、
「結婚したら、危ないことはやめてほしいです。山歩きよりも、二人で過ごす時間を優先してほしいです」
と言いました。

和夫さんは、少し寂しくなりました。
「自分の楽しみは、結婚したら諦めなければならないのだろうか」
そのとき、由美さんも気づきました。

自分は、母親との関係を大切にしてほしいと思っている。
一方で、和夫さんが大切にしてきたものには、自分の不安から「やめてほしい」と言っている。

二人は、お互いに同じことをしていたのかもしれません。


不安になると、相手を自分に合わせたくなる

中高年の婚活では、お互いにすでに長い人生があります。

家族との関係
住まい
仕事
財産
健康
趣味
友人
生活のリズム


結婚は、それまでの人生をすべて手放して、お相手の暮らしに入れてもらうことではありません。
それぞれが歩んできた人生を持ち寄って、二人の新しい暮らし方を考えていくことだと思います。

けれども、過去につらい経験があったり、将来に不安を感じていたりすると、
「今度こそ、自分を最優先してくれる人がいい」
「結婚するなら、これくらいは変わってほしい」
「自分に不安を感じさせない人であってほしい」
と、お相手を自分の希望どおりに変えたくなることがあります。

それは男性にも女性にも起こることです。
不安を感じること自体が悪いのではありません。
大切なのは、その不安をお相手に解消してもらうために、一方的な条件を出していないかということです。


「やめてほしい」から、「どうしたらできる?」へ

由美さんは、少し勇気を出して伝えました。
「母のことを最優先にしたいというわけではないんです。和夫さんとの時間も大切にしたいです。ただ、母のことも、私の人生の一部として分かっていただけたら嬉しいです」

すると和夫さんも、
「結婚したら二人で過ごす時間を大切にしたいと思って、あのように言いました。でも、由美さんがお母様を大切にしてきた気持ちも、きちんと考えなければいけませんね」と話しました。

そして和夫さんは、自分の山歩きについても伝えました。
「危険なことをしたいわけではありません。無理のない場所を選んで、これからも月に一度くらいは続けたいと思っています」

由美さんも、「私が心配だからといって、やめてほしいと決めつけてしまいました。安全な山を選んでもらい、帰る時間を連絡してもらえたら、私も安心できると思います」と答えました。

この日の話し合いで、すべてが決まったわけではありません。

それでも二人は、「自分の希望を通すのではなく、どうしたら二人とも無理なく続けられるかを考えてみよう」と思えるようになりました。

結婚に向けて大切なのは、最初から考え方がすべて同じであることではありません。
違いを知ったときに、二人で話し合えるかどうかなのです。


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甘い言葉より、普段の行動に表れるもの

「大切にします」
「支え合っていきたいです」
「何でも話し合いましょう」
気持ちを言葉で伝えることは、とても大切です。

ただ、その言葉と行動が一緒であるかも、交際中に見てほしいと思います。
お相手が自分に優しいかどうかだけではなく、周りの人や、お相手にとって直接の利益にならない人への接し方にも、人柄は表れます。

✅ お店の方にも、丁寧に接している

✅ 自分と違う考え方を、すぐに否定しない

✅ 高齢の親や子ども、孫の話にも耳を傾ける

✅ ペットや趣味など、相手が大切にしているものを理解しようとする

✅ 約束したことを守ろうとする

✅ 相手が困っているときに、自分にできることを考える

どれも特別に華やかな行動ではありません。
けれども、結婚後の暮らしを支えるのは、このような小さな誠実さの積み重ねです。


お相手だけでなく、自分の行動も見てみる

「この人は、私を幸せにしてくれるだろうか」
婚活中は、どうしてもお相手を見極めることに意識が向きます。
けれども、結婚は一人ではできません。
自分も、お相手にとって安心して暮らせる人であるかを考えてみたいものです。

✅ お相手の話を、決めつけずに聞いている

✅ 自分の希望だけでなく、お相手の希望も尋ねている

✅ してもらったことを当たり前にせず、感謝を伝えている

✅ 不安になったとき、黙り込んだり責めたりせず、言葉にしている

✅ お相手の家族や、これまでの人生を尊重しようとしている

✅ 自分の思いどおりに変わることを求めていない

結婚では、「お相手が自分をどれほど大切にしてくれるか」だけでなく、「自分もお相手を大切にできるか」が問われます。

Allegroでは、結婚には「give and give」の気持ちが大切だとお伝えしています。

一方だけが与え続け、もう一方が受け取るだけでは、穏やかな関係は続きません。
男性も女性も、お互いが相手のためにできることを考え、それを言葉と行動で表していくことが大切です。


「この人と結婚して大丈夫?」と思ったときの確認ポイント

交際が進み、結婚を意識し始めたら、次のことを確認してみてください。

✅ 言葉と行動が一致している

✅ 自分だけでなく、周囲の人にも思いやりがある

✅ 自分の家族や大切なものを、理解しようとしてくれる

✅ 意見が違っても、すぐに否定したり不機嫌になったりしない

✅ 自分の希望だけを、一方的に押しつけない

✅ 二人が納得できる方法を、一緒に探そうとしてくれる

✅ 困ったことや不安なことも、落ち着いて話し合える

そして最後に、もう一つ。

✅ 自分も、お相手に同じことができている

お相手をチェックするためだけの項目ではありません。
二人の関係を振り返るための確認項目です。


「安心」は、少しずつ二人でつくっていくもの

由美さんと和夫さんは、あの日から、少しずつ本音を話せるようになりました。

由美さんのお母様のこと。
和夫さんの山歩きのこと。
住まいのこと。
お金のこと。
一人で過ごす時間と、二人で過ごす時間のこと。

ときには、考え方の違いも出てきます。
それでも、
「この人は、自分の話を聞こうとしてくれる」
「自分も、この人の大切なものを理解したい」
と思えることが、少しずつ二人の安心につながっていきました。

人生の後半を一緒に歩くお相手に必要なのは、若い頃のような激しい恋愛感情ではないと思います。

一緒に食事をすることを楽しめる。
困ったときには相談できる。
一人の時間も、二人の時間も大切にできる。
年齢を重ね、できないことが増えても責め合わない。
お互いの家族や、これまで歩んできた人生を尊重できる。
そして、違いがあったときに逃げずに話し合える。

その積み重ねが、
「この人となら、この先も大丈夫かもしれない」という気持ちに変わっていくのではないでしょうか。


中高年の婚活は、一人で答えを出さなくても大丈夫です

「この方との交際を続けてよいのか分からない」
「自分の希望を、どのように伝えたらよいのだろう」
「過去の経験があるため、どうしても慎重になってしまう」
「お相手に求めすぎているのか、自分では分からない」

そのようなときは、一人で答えを出そうとしなくても大丈夫です。

結婚相談所Allegroでは、40代・50代・60代・70代の婚活を中心に、お見合い後の交際から、結婚後の生活についてのすり合わせまで丁寧にサポートしています。

これまでの人生を否定することなく、お互いを尊重しながら、自然体で一緒に歩いていけるお相手を探していきましょう。


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