「再々婚をあきらめないで」2度の離婚を経て幸せな結婚を望むあなたへ | 結婚相談所は神奈川県、横浜市の結婚相談所 Allegro(アレグロ) | ブログ

「また結婚したいんですか？」という言葉の痛み

「二度も結婚して、また結婚したいと思うんですね」
「そんなに結婚がいいですか？」
「男性が好きなんですね」

そうした言葉を、軽い冗談のように浴びせられた女性がいました。
笑って受け流したつもりでも、胸の奥が熱くなり、夜になって涙があふれたそうです。

彼女は言いました。
「私は、ただ普通に暮らしたいだけなんです。誰かと一緒に、穏やかな日々を過ごしたい、それだけなのに、どうして笑われるんでしょう。」

2度の離婚を経験して再々婚を望む女性たちは、『恋多き人』でもなければ、『結婚に執着しているわけ』でもありません。
どの結婚も、真剣にお相手を思い、懸命に生きてきた結果でした。
ただ、人生の中でどうしても努力では変えられない現実があり、がんばっても報われないことがある。
それだけのことなのです。

「もう結婚なんてこりごり」と思った時期もあったでしょう。
けれど、それでも心のどこかで、「今度こそ、穏やかに笑い合える人と暮らしたい」という想いが消えなかった。
その一歩を、勇気を持って踏み出した女性たちがいます。


「今度こそ」という思いで歩き始める

2度の離婚を経験して再々婚を目指す女性たちは、決して勢いで結婚を望んでいるわけではありません。
むしろ、2度の離婚経験を通して「何を大切にすればよいのか」を誰よりもわかっています。

ある女性は、22歳で結婚しました。
相手に多額の借金があることを知らず、どうする事もできず、わずか1年で離婚。
その後、この人ならと思える男性と出会い、28歳で再婚しました。
嫁ぎ先は家族経営の家で、ご両親・兄弟・姉夫婦など10人の同居生活。
朝から晩まで家事を担いましたが、彼女を労う事もなかったそうです。
「家の中に自分の居場所がなかった」と言いながらも、7年もの間、家を守り抜きました。
心がすっかり疲れ果て、離婚を決断した彼女は、長い間「もう結婚はいい」と思っていました。
けれど60代を迎え、母親の介護を終えた今、
「一人はさびしい。誰かと食卓を囲みたい」と、少しずつ心が動いたと話してくださいました。
「再々婚なんて笑われるかもしれない。でも、もう一度信じてみたいんです。」

その言葉には、人生を何度も立て直してきた人だけが持つ強さと、同じくらいの不安が入り混じっていました。
それでも前を向いて歩き出す、その姿が何よりも尊く、美しいと感じます。


誤解と偏見を超えて

「再々婚」と聞くと、「うまくいかなかった人」「恋多き人」そんな印象を持つ方もいるかもしれません。

けれど、実際にお会いしてみると、その偏見がいかに表面的なものであるか、すぐにわかります。
彼女たちは、自分の非も素直に認めることができています。
「頑張りすぎてしまった」
「相手に合わせることばかり考えていた」
「もっと話し合えばよかった」

後悔もあるけれど、その分、今度こそ『心の通う関係を築きたい』と願っています。
過去を引きずってはいません。
むしろ、過去を糧にして、「無理をしない」「笑って暮らせる」関係を求めているのです。
それは若いころの恋愛とはまったく違う、成熟した結婚への思いです。


今度こそ、穏やかに笑える日々を

Allegroで活動されている再々婚希望の女性たちは、本当に魅力的です。

・季節の野菜をたっぷり入れたお味噌汁を毎朝欠かさない方。
・週末、友人を招いておつまみを手作りするのが楽しみな方。
・フードコーディネーターの資格を持ち、暮らしを丁寧に整える方。
・娘さんを育て上げ、今は自分の幸せを大切にしたいと話す方。 

ある女性はこう話してくださいました。

「結婚生活は、私にはもう縁がないと思っていました。でも、野球の試合を観戦していた時、誰かとこの楽しさを共有できたらなと思ったんです。」

誰もが、人生の経験を重ねたからこそ持てる、「やさしさ」と「現実感」を兼ね備えています。
理想を追うのではなく、日常の中にある幸せを大切にしていると感じます。
何気ない毎日、たわいもない会話、向き合って食卓を囲む時間、そうした日常こそが、彼女たちの願う幸せのかたちです。


男性の皆さまへ、どうか「再々婚」という言葉に壁をつくらないで　

「再々婚の女性は少し重いのでは？」そう感じる男性もいらっしゃるかもしれません。
けれど、実際にはその逆です。
再々婚を望む女性たちは、過去の経験から『依存しない関係』『対等な思いやり』を自然に理解しています。

彼女たちはこう語ります。
「お互いを尊重し、相手の自由を大切にできる関係が理想です。」
「一緒にいながらも、心地よい距離を保てる夫婦でいたいです。」

誰かに寄りかかるためではなく、『支え合って生きていきたい』その決意が、彼女たちの婚活の原動力です。
どうか、「再々婚」「2度の離婚」という言葉で判断せず、目の前のひとりの女性を見てください。
そこにあるのは、誠実にがんばった強さと優しさが混ざり合った、『人生をがんばって歩いてきた人』の美しさではないでしょうか。


人生の後半にこそ、「もう一度」の幸せを

結婚とは、若い世代だけのものではありません。
むしろ人生の後半だからこそ、穏やかで心の通った時間を共に過ごしたいと感じる方が増えています。

「おかえり」「ただいま」と言い合えること。
「寒いね」「今日は疲れたね」と笑いながら温かいお茶を差し出せること。

特別な出来事ではなくても、そんな日常やささやかな幸せの積み重ねが、どれほど心を満たしてくれるかを、2度の離婚を経験し再々婚を望む女性たちは、誰よりも知っています。


終わりに、尊厳を守りながら生きるということ

再々婚の婚活は決して簡単ではありません。
周囲の理解を得にくく、勇気を試されることもあるでしょう。
けれど、自分の人生を自分の手で選び直すということは、何よりも尊い行動です。

「終わりよければ、すべてよし」
この言葉の通り、これまでの経験も悲しみも、最後に「出会えてよかった」と思える人と暮らせたなら、それは人生の集大成として最高の幸せではないでしょうか。


Allegroからのメッセージ

結婚相談所Allegro（アレグロ）は、
中高年・シニア世代、そして再婚・再々婚を希望される方々のための相談所です。

Allegroは、人生の経験を重ねてこられた方々の“尊厳”と“希望”を守りながら、一人ひとりの希望に合わせて、誠実にサポートしています。

これまでに多くの方が、「もう一度、あるいは今度こそ、穏やかな時間を共にしたい」という想いを叶えられました。
結婚は、人生の幕を閉じるための形ではなく、新たな人生をスタートさせるためのものです。

どうか、再々婚を望む女性たちの婚活を応援してください。
独身の男性は、一度お会いしてお話ししてみてください。
そして、心からの敬意をいただけたなら、とても嬉しく思います。

Allegroは、そんな勇気ある一歩を、これからも応援し続けてまいります。