中高年の婚活で「この人で良いのか」と迷ったら考えるべきこと | 結婚相談所は神奈川県、横浜市の結婚相談所 Allegro(アレグロ) | ブログ

こんにちは。中高年シニア世代専門の結婚相談所 Allegro（アレグロ）の福徳です。

婚活をしていると、順調に進んでいるように見えても、ふと立ち止まってしまう事があります。

◎「この人で、本当に良いのだろうか？」
◎「もっと自分に合う人が、どこかにいるのではないか？」
こうした迷いは、誰にでも起こり得るものです。
とくに年齢を重ねたからこそ、過去の経験や生活背景、将来への現実的な不安が、判断を複雑にします。

ですが、この迷いの中で、ひとつ忘れてはならない視点があります。


１．見極めるべきは「相手」ではなく、「自分の姿勢」

結婚とは、生活です。日常の積み重ねです。
だからこそ、収入・健康・家族関係など、現実的な条件が気になるのは当然です。

しかし、多くの方がつまずくのは、「条件の比較」や「相手の評価」に意識が偏ってしまうこと。

・「この人は、自分を幸せにしてくれるか」
・「経済的に安心できる人か」
・「理想にかなっているか」

★このように『相手を測る目』ばかりが鋭くなってしまうと、結局、誰と会っても納得感が得られず、先に進めなくなってしまうのです。


２．本来、問うべきはここ

◎この人を、私は大切にできるか？
◎困難が起きた時、この人と一緒に向き合う覚悟はあるか？
◎この人の一番の味方になれるか？
結婚は「自分を満たしてくれる相手」と出会うことではありません。
それよりも、「互いに責任を持ち、支え合える関係を築けるかどうか」が問われます。

「誰かに幸せにしてもらいたい」と思う気持ちは、自然です。
ですがそれ以上に、「自分はどんな関係を望み、その関係のためにどんな姿勢で向き合うか」を考えることが、結果として幸せに近づく道になります。


３．「もっといい人がいるのでは」は、終わりのない問い

婚活が長くなると、つい頭をもたげてくるのがこの考えです。

・「この人より、条件のいい人がいるかも」
・「もっと話しやすい人が現れるかもしれない」

ですが、現実には、「どこかにもっと良い誰かがいるかもしれない」と考え続けることに、明確な終わりはありません。

同時に忘れてはならないのが、

◎ 相手にとっても、『あなたより条件の良い人』はたくさんいるという事実。

だからこそ、『この人が他の誰かと比べてどうか』ではなく、

◎「この人と一緒にいると、どんな自分でいられるか」
◎「自分にとって、どんなところが大切だと感じられるか」
そういった視点で考えることが、実はとても大事なのではないでしょうか。

相手を評価するのではなく、一緒にいるときの自分の気持ちや、自然に湧いてくる思いやりに目を向けてみる。
そのなかにこそ、「この人となら歩んでいけるかもしれない」と思える、ご縁の手がかりがあるはずです。


４． 自分の中にある「関係性をつくる力」を点検する

結婚相談所でのご縁は、条件の良し悪しだけでは成り立ちません。

◎どんなふうに相手と向き合うか
◎相手の不安や弱さをどう受け止めるか
◎違いがあったとき、すり合わせる努力ができるか

こうした『関係性を築く力』が、結果的に「この人で良かった」と思える実感へつながっていきます。


まとめ：「この人でいいのか」と迷ったら

迷うことは悪いことではありません。
それだけ真剣に、人生のことを考えているという証拠です。

ただし、迷いの矛先が「相手の評価ばかり」になっていると感じたときは、ぜひこう問い直してみてください。

◎ この人を、私は支えられるだろうか？
◎この人となら、多少の違いを乗り越えていけるか？
◎ 自分もまた、完璧ではない存在として、誠実に関係を築けているか？

婚活は、自分自身の価値観と姿勢を知る作業でもあります。
そこにしっかりと目を向けられたとき、今の出会いが「ご縁」なのか、それとも「見送るべきもの」なのか、自然と判断できるはずです。


Allegroでは、「今、何を考えるべきか」「どこに向かって歩んでいくべきか」を一緒に整理するお手伝いをしています。

もし迷いの中にいらっしゃるなら、どうぞお気軽にお話しください。
一人で抱え込まず、落ち着いて判断する時間をご一緒できればと思います。